雁供養

毎年恒例ですが、この時期になると必ず思い出します。
そして皆さんにも思い出して欲しいので、今年もご紹介します。

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ガンたちは、北の国からの長い旅をする際に
それぞれが一本づつ枝をくわえて飛んでくるという。
疲れると、くわえていた枝を海に浮かべて、
その上にとまって羽を休めて、また旅を続ける。

海を渡り終えて浜につくと、いらなくなった枝を浜に残し
それぞれの越冬の地へ渡っていく。

春、浜で、秋に置いていった枝をまた
それぞれが一本づつくわえて北の国へ帰っていくという。

ガンたちが渡っていった後には、不幸にして
日本で命を落としたガンの数だけ枝が残される。

浜の人たちは、その枝を拾い集めて風呂を炊いて
命を落としたガンたちの供養をするという。

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もちろん、渡りのガンたちが枝をくわえて飛んでいるところを
見たこともありませんし、海に浮かべた枝の上で羽を休める
ということも空想の話だと思います。

でも、こういう自然のいとなみに対する思いがつまったお話は
いつまでも忘れたくないですね。

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ガンたちが、自分の枝をくわえて、無事に北の国へ帰って
また来年元気な姿を見せてくれることを祈っています!

そして、このすばらしい光景がいつまでも続くように私たちも
環境に気をつけていかなければいけませんね。

by KX2_Birder | 2011-02-23 22:00 | 鳥・撮り・トリビア | Comments(2)  

Commented by 森のくま at 2011-02-24 16:53 x
雁供養の話、感動しました。
Commented by KX2_Birder at 2011-02-25 07:43
森のくまさん、
ガンたちの渡りの時期と海岸の流木をつなげ合わせて
考える昔の人の感性は素敵だな~と思います。
事実と違っても信じたくなるようなこともありますね。

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