突然ですが翼のお勉強

鳥の識別や年齢判定に羽の特徴を用いる
ことがありますが、翼のどの部分なのかが、
わかりづらいこともありますので、鳥の翼の
構造と名称について確認しましょう。

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鳥の翼は、初列から三列までの風切羽と
雨覆、小翼羽で構成されます。

初列風切は人間の手のひらにあたる部分で
多くの鳥は10枚の羽で構成されます。
次列風切は肘から手首にあたる部分に
生えている羽です。
三列風切は揚力を得るためというよりは
翼と胴体の間を防ぐための羽のようです。


では、実際に翼を閉じているときは、
どこの部分が見えているのでしょうか?
翼を開いたときの画像を逆の順で見て
確認しましょう。
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この段階で、もう次列風切は見えなくなりました。

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初列大雨覆、大雨覆も見えなくなりました。
初列風切の上に重なっているのが三列風切です。

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翼を閉じている時に見えているのは、
初列風切と三列風切、中雨覆の一部だけです。
翼のほとんどの部分は見えていないんですね。

シギチの識別、年齢判定では、肩羽、上背の羽が
使われることが多いので、ついでに覚えておきましょう。

by KX2_Birder | 2015-05-11 22:00 | 鳥・撮り・トリビア | Comments(2)  

Commented by m2bird at 2015-05-13 23:17
こんなに分りやすく羽を説明してる写真は、見たことがありません。
とても参考になります。
Commented by KX2_Birder at 2015-05-14 03:21
m2birdさん、
複雑な構造の翼が、ほぼ完全に隠れるまで綺麗に
収納できる様子を見るたびにスゴイな~と関心
してしまいます。

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