雁供養

昨年もご紹介しましたが、この時期になると必ず思い出します。
そして皆さんにも思い出して欲しいので、今年もご紹介しますね。

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ガンたちは、北の国からの長い旅をする際に
それぞれが一本づつ枝をくわえて飛んでくるという。
疲れると、くわえていた枝を海に浮かべて、
その上にとまって羽を休めて、また旅を続ける。

海を渡り終えて浜につくと、いらなくなった枝を浜に残し
それぞれの越冬の地へ渡っていく。

春、浜で、秋に置いていった枝をまた
それぞれが一本づつくわえて北の国へ帰っていくという。

ガンたちが渡っていった後には、不幸にして
日本で命を落としたガンの数だけ枝が残される。

浜の人たちは、その枝を拾い集めて風呂を炊いて
命を落としたガンたちの供養をするという。

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もちろん、渡りのガンたちが枝をくわえて飛んでいるところを
見たこともありませんし、海に浮かべた枝の上で羽を休める
ということも空想の話だと思います。

でも、こういう自然のいとなみに対する思いがつまったお話は
いつまでも忘れたくないですね。

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ガンたちが、自分の枝をくわえて、無事に北の国へ帰って
また来年元気な姿を見せてくれることを祈っています!

そして、このすばらしい光景がいつまでも続くように私たちも
環境に気をつけていかなければいけませんね。

by KX2_Birder | 2009-03-06 22:00 | ガン・カモ | Comments(12)  

Commented by itoyotomiyohariyo at 2009-03-07 22:46
やはり、それだけ渡りは過酷だということなんでしょうね。そろそろ多くのガンたちが北に向かっているようですが、旅の無事を祈っています。旅の途中お疲れでしょうが、この春もいっぱい写真を撮らせてもらいますよ~。
Commented by KX2_Birder at 2009-03-07 23:37
itoyotomiyohariyoさん、
そちらの雪はづですか!?
こちらは全然なくなりました。
もうじき皆そちらへ向かいますよ~!
Commented by itoyotomiyohariyo at 2009-03-07 23:59
我が家の庭には、まだ60センチくらい積もっていますね~。雪が少ない冬だったわりには、雪解けはモタついている感じです。マガンたちが最初に到達する苫小牧周辺は、アメダスによると10センチくらい積もっているみたいですね。ちなみに、かの有名な宮島沼のある美唄市は40センチほど。宮島沼のホームページによると、ぼちぼちマガンたちが偵察にやってきているそうですが、さすがにまだ全面結氷しているでしょう…。見ごろは来月ですね。
Commented by KX2_Birder at 2009-03-08 00:01
itoyotomiyohariyoさん、
ということは、南から渡ってきても
北へいけずにこちらにわんさか集まるということですね!(^^)v
Commented at 2009-03-08 01:19 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by KX2_Birder at 2009-03-08 23:41
鍵さん、
そういうところは縁がないので情報に疎いです(^^;
Commented by rairaj6 at 2009-03-09 23:59
このお話 とても印象に残っています。
覚えていますよ~。
残っている棒切れ 1本もないといいですね。
Commented by KX2_Birder at 2009-03-10 00:18
rairaj6さん、
> 残っている棒切れ 1本もないといいですね。

それが、春の海岸にはたくさんの枝が残されてます、、、。・゚・(つД`)・゚・。
Commented by rairaj6 at 2009-03-10 23:27
え! じゃぁ 帰るときは2本持って帰るように伝えてください。
でないと・・・気になります!
Commented by KX2_Birder at 2009-03-10 23:34
rairaj6さん、
> 帰るときは2本持って帰るように伝えてください。

帰ろうとしたら、枝が無くなってて帰れなかった
、、、ってのも悲しいですよね、、、。・゚・(つД‘)・゚・。
Commented by サンタナ at 2009-03-10 23:54 x
去年、、初めて雁供養の話を聞いて心に残っております。
鳥達にとって渡りは非常に厳しいものなのでしょうね。。。

いつまでも自然を大事にして、、素敵な光景を見続けたいですね。
第二のトキやコウノトリのような鳥を作らないように環境を大事にしましょう。
Commented by KX2_Birder at 2009-03-11 00:05
サンナタさん、
> 第二のトキやコウノトリのような鳥を作らないように環境を大事にしましょう。

そうですね。
そういう意識を持った人が増えることを祈って
自然の営みを皆さんに伝えたいと思います。

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